<<講習会開催のお知らせ>>

「高強度鉄筋緊張PRC 構造設計指針(案)・同解説」の発刊に伴う講習会
主催:
公益社団法人プレストレストコンクリート工学会
後援(予定 ):

(一社)日本建築学会,(一社)日本建築学会関東支部,(公社)土木学会,(公社)日本コン
クリート工学会,(一社)日本建築構造技術者協会,(一社)プレストレスト・コンクリート
建設業協会,(一社)東京構造設計事務所協会,(一社)日本建築構造設計事務所協会
連合会,(一社)関西建築構造設計事務所協会,(一社)和歌山県建築士会,関西PC研究会,
NPO法人PC建築技術支援センター

 本指針(案)は,2014年の本工学会の公募研究に採択され「高強度鉄筋緊張PRCの研究と指針作成委員会」
(委員長:鈴木計夫 大阪大学名誉教授)でまとめたものです。

 近年,鉄筋の製造技術の進歩により,降伏点強度490N/mm2を超える685N/mm2級,785N/mm2級の高強度
鉄筋が製品化され,現在主にせん断補強筋を中心に使用されています。しかし,床板や小梁では,ひび割れ制御
のために,また梁柱等では,過大ひび割れ,過大たわみ等のために,この高強度性を有効利用できない,という
問題がありました。

 本指針(案)はこの問題を解決するため,この高強度鉄筋をPC鋼材の代わりに用い,その高強度性をプレスト
レス導入の緊張力として活用できるようにしたもので,その結果,PC鋼材と普通鉄筋が高強度鉄筋を介して連続
化され,鉄筋コンクリート系構造としては世界で初めての指針となります。

 この高強度鉄筋を緊張材として用いることにより“一石二鳥”,すなわちPC鋼材と普通鉄筋の二つの効果を果た
すため,鋼材の節減にもつながり,中高層・一般ビル等の床板や小梁に使用することにより部材の軽量化,長ス
パン化も可能となります。またPCとRCの中間のPRC領域へのこの考え方,展開は設計の柔軟性にも大きく寄与し
ます。

 本指針(案)は,設計者の目線から,設計例,図表等を盛り込んで設計しやすいように作成されています。

1.会場および日程:
  東京会場:2019年7月24日(水)13:00〜17:00 建築家会館 大ホール
〒150-0001 東京都神宮前2-3-16  Tel: 03-3401-6281
  大阪会場:2019年7月26日(金)13:00〜17:00 大阪科学技術センター 401会議室
〒550-0004 大阪市西区靭本町1-8-4  Tel:06-6443-5316

2.プログラム(予定)
内容 開会挨拶 1章
総 則
2章
使用材料
休憩 3章
設 計
  4章 構造細目
  5章 PC合成床
  6章 設計例
  付録
時間 13:00〜13:10 13:10〜13:55 13:55〜14:30 14:30

14:45
14:45〜16:15 16:15〜17:00
東京会場 7月24日
(水)
大野義照
(大阪大学)
鈴木計夫
(大阪大学)
越路正人
(東京鉄鋼土木)
坂田博史
(建研)
竹田清二
(昭和コンクリート工業)
大阪会場 7月26日
(金)
大野義照
(大阪大学)
鈴木計夫
(大阪大学)
松谷輝雄
(向山工場)
坂田博史
(建研)
中本 篤
(ジェーエスディー)
◎土木学会および建築構造技術者協会の継続教育(CPD)プログラムの認定を受ける予定です。

3.参加費(書籍代を含む)
  個人正会員4,000円  個人一般6,000円  学生会員3,000円  学生一般4,000円

4.参加申込方法:
 (1)参加費の支払い方法
  郵便局に備え付けの「払込取扱票」を用いて,郵便局からお支払いください(記入方法ご参照)
  講習会の一週間前ごろに「受講票」をお送りいたしますので,ご依頼人のお名前・ご住所等は正確に
  ご記入ください。
 なお,領収書は,郵便局から発行されます「払込金受領書」となります。
  (参加費振込後の返金は,いたしません。当日ご欠席の方には,後日,本指針(案)を郵送いたします。)

 (2)参加申込締切:各会場開催日の1週間前です(定員になり次第締め切りといたします)。

5.問い合わ先: 〒162-0821 東京都新宿区津久戸町4番6号(第3都ビル5F)
            公益社団法人 プレストレストコンクリート工学会
            E-mail:kaiinka27*jpci.or.jp TEL:03-3260-2521  FAX:03-3235-3370
                   (メールを送る場合は、*を@に変えて送信してください)